新年明けましておめでとうございます!
本年も当ブログ「市民ウルトラトレイルランナーのブログ はしれどものぼれども」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年末に参加してきた走り納めのイベント、ジャパンスカイランニングチーム(JST)の「鬼太郎」。

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「鬼太郎」とは、長野県上田市にあり、市民の山として親しまれている太郎山(1,164m)を舞台に稜線から枝分かれする数ある登山道を往復走破した本数を競うイベント。タイムではなく、垂直方向の移動(累積標高)を競う。

ジャパンスカイランニングチーム(JST)とは、「一緒に山を駆け回る仲間がほしい。一緒に練習をすることで刺激を受けたい。日ごろの練習や大会などの情報交換がしたい。世界のレースを共に目指す仲間をつくりたい。日本に新しいスポーツ文化を根付かせてみたい・・・。それぞれの思いや志を胸に抱き、山岳における基本的なマナーを守ることができる方。」を参加資格に本気で世界を目指すアスリートとそれを支える市民ランナーたちで構成されているチーム。
〜ジャパンスカイランニングチーム公式ホームページより〜
http://skyrunning.jp/

僕はそのJST登録しており、初の合宿イベントに参加してきた。今回の鬼太郎は登録していない一般者も参加が可能だった。当日の参加者は80名だったそう。

鬼太郎のスタートは、12月28日(日)午前6時〜9時の好きな時間とあるので、前日から近くの鹿教湯温泉に宿泊。ここは標高735mのところにあり、午後6時ぐらいに到着したが、道路は凍結箇所がありツルツルで車を走らせるのがちと怖い…。外気温は氷点下5℃以下に感じる。ほんとに寒い。明朝は午前5時の出発を予定していて、道路の凍結が怖いなぁ。ちょっと失敗だったかなと考えながら、翌日の準備をしたり、温泉に入ったりで早めに就寝。

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午前5時に宿を出て車に行くと、フロントウィンドウはカチカチに凍結してるし、サイドウィンドウには雪の結晶ができていた。フロントウィンドウの凍結を融かそうとデフロスターを全開にするけど一向に効かない。車に常備しておいた溶かすためのペットボトルから水をかけるが、これもあまり効果なし。だって、ペットボトルの水も半分凍っていてシャーベットみたいだった。(汗)この作業に時間がかかり、大幅に時間を無駄にしてしまった。ええ〜い、行ってしまえ!と下半分が融けたところで出発。車を走らせる。外気温が恐ろしく寒くて、上半分が融け始めてもすぐに凍る。道路は凍っている箇所もあるしでビビリながら上田市内へ下りていく。

案の定、到着時間は予定よりも大幅に遅れてしまい、コインパーキングに車を停めて装備の準備を始めるとスタート開始の午前6時を過ぎてしまった。当日の天気予報では最低気温は氷点下6℃。ほんとに痺れるように寒い。住んでいる滋賀県北部は充分に寒いと思っていたが、ここはレベルが違う。本場の寒さを舐めてました。すみません…。準備を終えて受付を済ませると午前6時30分ぐらい。下山開始のタイムリミットは午後3時、スタート地点のJSAに戻ってくる制限時刻は午後4時。さぁ、スタート。

さて、ここでスタート時の装備を。
トップは、ファイントラックのスキンメッシュの上にパタゴニアのキャプリーン4を着用。その上にユニクロのダウンジャケットを羽織った。(ユニクロにしたのは汚れてもいいように。)本来ならキャプ4のみだが、お腹の冷え対策で試してみた。
ボトムは、ストライダープロパンツ(短パン)の上にフーディニパンツを着用。ともにパタゴニア。

あまりの寒さに短パンではスタートできず。ダウンも着用。でも、すぐにダウンを持ってきてしまったことを後悔…。

以下、コースマップと登山道と累積標高。東から攻めるか、西から攻めるか。まずは太郎山の山頂へいき、そこから西側を攻めることにした。

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ヘッドライトを点灯してスタートするが、しばらくすると空が明るくなってきた。
太郎山から虚空蔵山へと続く縦走路を見上げる。

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登山道直下の住宅地から振り返り上田市内を望む。朝焼けが綺麗。

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四十八曲ルートを目指したつもりが白蛇ルートに来てしまった。地図読みがなってないなぁ。チェックポイントでシールを地図に貼り(各CPにシールが用意してある。)上り始める。注意しないといけないのは、登山道を往復することがルールのために下山時に同じルートを通らないと累積標高がカウントされない。

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天然のゲートがお出迎え。このルートは、コースマーキングが少なく、最初の分岐を間違えてしまった。すぐに引き返して正規のコースを行った。鬼太郎のマーキングはほとんど無いので、地図読みの能力が必要。

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四十八曲ルートに合流すると、朝日が昇ってきた。結構な積雪と急登で結構ツラい。(笑)
でも、陽が昇ってくると気持ちが上がってくる。

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もうこの頃には、フーディニパンツを脱ぎ短パンとキャプリーン4のみのスタイルに。これが一番動きやすい。今冬は短パンの活動期間が長い。(笑)何といっても足さばきが良くて動きやすい。

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太郎山神社に到着。安全を祈願して先へ進む。神社の裏手を進むとすぐに山頂へ。

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山頂に到着! 15cmぐらいの積雪。そして、雲一つない快晴と360℃のパノラマの絶景が待っていた!

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どーん! 八ヶ岳方面。やったー! 元気がもらえる絶景。先っちょだけ富士山も見ることができた。上田市内を望む。

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振り返ると北アルプス、どーん! 名前は分からないけど、こちらも癒される絶景。ゆっくりお茶でもしたい気分。でも、立ち止まると寒い。

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山頂で出会ったJST東海と北関東の皆さんと記念撮影に入れていただく。初対面なのにありがとうございました! 念のため、顔は処理しました。

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さて、太郎山から虚空蔵山を辿る稜線で和合城址ルートをいく。積雪は深くなり約20cmほどあったが、締まった雪を踏みしめていくのが気持ち良い! ゲイターを持っていたが、面倒だったのでそのままいく。パウダーなのでシューズの濡れや冷えをあまり感じずにいけた。

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そして、現れたダウンヒル! 「ヒャッホ〜!」 いや〜、ほんと楽しい。

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また現れた絶景ポイント。美しい雲海と相まって感動的。来て良かった〜!(笑)

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徐々に上りが出てくる。これなんかは序の口。まだまだルンルンで走っている。

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確か、稜線で唯一の鬼太郎のマーキング。この時は、そんな箇所ある?くらいの気持ちでいたが、この後にすごいスリリングな斜面が待っていた!

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…の前にまた絶景がどーん! なんて気持ちいいんだろう。

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またどーん! 北アルプスを望む。なんて素晴らしいんだ。

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さて、ロープを頼りに上っていく。

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先にはこんな急斜面の上りが待ち受ける。ウホ〜。

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雪の急登にヒーヒー言いながら虚空蔵山の山頂に到着。まだまだ楽しんでる。

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またも絶景を楽しむ。本当に素晴らしい稜線だ。

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絶景を楽しんだ後は、スリリングな激下りをロープを頼りに下りる。ロープが無ければ滑落してしまうような。緊張の下りを終えると何とも言えない安堵感。

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虚空蔵山を貫く長野新幹線のトンネル。今回は絶景がありすぎて、写真を撮ったり眺めたるする小休憩が多い。山を目一杯に楽しんでるな。

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随分と標高を下げてきたようで雪が無くなってきた。まもなくチェックポイント。

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そして、和合城址のチェックポイントに到着。シールをゲット。さぁ、次は下塩尻ルートをいく。

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全く雪のないトレイルを振り返る。あれだけ雪の稜線を走った後だけに違和感を感じてしまう。

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下塩尻のチェックポイントに到着。ここは一番獲得標高が少ないルート。さぁ、戻ろう。

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稜線に戻り、上り返していく。次はあの急登をやっつけるぞ!

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急登をやっつけると、さすがに脚に疲れを感じる。この分岐から大沢ルートをやっつけるぞ。
この分岐も鬼太郎のマーキングは無いので、最低限の地図読み力が必要。

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ここは結構な激下り。下りは「ヒャッホ〜」と駆け下りていく。でも、石が多くテクニカル。楽しいよ。

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大沢のチェックポイントに到着。楽しい下りはあっという間。さぁ、上り返し。ヒ〜〜。(笑)

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楽しかった下りを上り返すのはツライ…。シンドイ…。身体が非常に重たい。しょうがないけど耐えるしかない。

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ひーこら言いながらやっとこさ稜線に戻った。脚が終わってしまったようで、朝のようにスノートレイルを楽しめない。(笑)

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さぁ、魚ノ沢の分岐に到着。ここを下ればエイドがある。

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あれだけ疲労感があったのに、下りは元気が復活。何度も「ヒャッホ〜!」と叫びながら野生的に下れた。雪の上は滑るように駆け下り、ひゃー、楽しかった。

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チェックポイントから少し下ると待望のエイドステーションに着いた。おにぎりやパンなどをいただいた。スープは仕込み中ということで、「また来ます」と伝えて出発。稜線に戻り、次はまだエイドに下る秋和ルートをいく。

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この上り返しは、もうツライの一言…。脚が重くて重くて。売り切れですね。

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まもなく分岐で魚ノ沢ルートを攻略。次は、秋和ルートへ。

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さぁ、下りだ。元気だしていこ。上りでは身体が動かないけど、下りはまだマシ。傾斜がキツければキツいほど下りは楽しい。走るんじゃなく落ちるイメージで。(笑)

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エイドにまた帰ってきた。今回はスープをいただく。温かいものは嬉しい。元気だけは復活したところで稜線へ向けて出発。パンとコーラで補給完了!

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シールを貼付けて、さぁ、スタート。

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秋和の上りは45分もかかり、太郎山の山頂へ戻ってきた。はぁ、身体がキツイ。下山開始時間まであと40分ある。もう1枚のシールを取りにいこう。林道の裏登山道ルートへ急げ〜!

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走れ〜、走れ〜! 頑張れ自分! とりあえず下るだけだ〜!

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よっしゃ〜! ふ〜。チェックポイントに到着。さぁ、制限時間の午後4時まであと1時間20分ほど。上り返して太郎山神社から下るのみだ。頑張れ〜自分!

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夕刻が近づくと気温がグッと下がり、路面は凍り気味。上りの傾斜は滑って歩きにくい。

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神社を通過したら、ひたすら下るのみ。雪は凍ってくると脚への衝撃が大きい。左膝に少し痛みが出てきている。早くゴールへ、それだけを考えて駆け下りていく。

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麓に下りると、しばらくロードを走りJSA本部に戻ってきた。やった。やっと帰ってきた。
本部の前でおしるこをいただいた。いや〜、甘いものが美味しい。疲れた身体に効く!

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半分しかシールを集めることが出来ず、累積標高は3,500mほど。最低でも4,000mはいきたかったのが本音。毎度のことだがもっと上りの力を高めないといけない。しばらく追走していたTJARを完走された選手に上りで置いていかれてしまった。来シーズンは、上り力を高めて同じフィールドで戦えるように頑張ろう。いい刺激を受けた遠征となった。JSAの皆さん、ありがとうございました!

これにて、今シーズンのイベントはすべて終了。走り納めには申し分ない疲労感を持って帰路についた。

来年はもっともっと力をつけて、上を目指そう! やってやるぞ!



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