9月14日(日)午前5時30分にスタートする、国内のウルトラトレイルレースの老舗「SHINETSU FIVE MOUNTAINS TRAIL 110km / 信越五岳トレイルランニングレース2014 -ART SPORTS × patagonia CUP-」にペーサーとして参加してきた。

レース前日編はこちら
レース編パート1はこちら

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階段を上がるととホントに気持ちのいい林道トレイルの始まり。
「先に行きましょうか?」「ペースはこれでいいですか?」
選手を先導してペースを作っていく。まずは、おしゃべりをしながらのゆったりペースで。

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「天狗の涙川」?? 気になるけど、そのまま走り続けます。

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美しい木々に囲まれた美しいトレイル。こんなところを走れるなんて幸せ。

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奥に見える大きな山はトレイルランナーには有名な黒姫山。今回は上らずに見上げるだけ。

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給水のみの黒姫山西登山口(73.3km地点)に到着。水だけでもいただけることが有り難い。

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ここからは笹を刈ってもらった(?)上りのトレイルが始まる。
笹の葉と湿ったトレイルは、滑りやすくランシューにはちょっと苦手。

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信越五岳のコース誘導看板がこれ。進むべき道をしっかりと示してくれる。夜間は上部のライトが点滅する。

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めっちゃ元気はコース誘導の2人。すごく大きな声で声援をくれるがこの先まで喉が持つか逆に心配になった。ありがとう!(笑)

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陽が落ちガスが出て神秘的な装い。

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さぁ、上りは終わった。この辺りから下って次のエイドへ! ヒャッホ〜!
「お腹がすいた〜。」としゃべりながらエイドを目指す。(笑)

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80km地点を通過。まもなく6Aだ! 

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午後6時前に6A大橋(81.0km地点)に到着。待ちにまったエイド。
あぁ、お腹すいた〜。食べよう! ここまでジェル1本のみの消費。

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まずは、シャリ玉をいただきます。そして、もう1個。さらに…。味噌汁をいただきながらのシャリ玉は最高でした。日本人に生まれて良かったな、なんて。さらに、リンゴやバナナやチップスターも。チップスターも止まりません。(笑)結局、たくさんいただいてしまった。美味しかったです。

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お腹を満たせたところでエイドを出発。次は戸隠神社、鏡池エイドへ。しばらくは車道を行く。
ヘッドライトを出発前に装着。ナイトトレイルの始まり。

舗装路の終わりの戸隠キャンプ場を過ぎるとようやくトレイルへ入る。ここは走れるトレイル。
徐々に戸隠神社へ近づいていることが分かる。

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戸隠神社の表参道へ入る。ここは微妙に上っている。歩いて体力を温存する。
随神門までは参拝者の方とすれ違いながら、時には応援をいただきながら進む。昼間なら立派な杉が一直線に並んだ風景を楽しめるが、真っ暗で何も見えない。つかの間の神聖な雰囲気を楽しめた。

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そして、7A鏡池(87.0km地点)に到着。

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ここでは、パワーバー、バナナ、チップスターをいただく。少ししか距離を進んでいないのに、食欲はモリモリ旺盛(笑)旨い旨い。

さぁ、次を目指そう! お楽しみの戸隠そばのある8Aへ!

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この区間は記憶が曖昧。前半がトレイルで後半は舗装路が続く区間だったと思う。すみません…。

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8A戸隠スキー場ゲストハウス岩戸(92.3km地点)に到着。食事ができる最後のエイドで規模が大きい。

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待望のそば、そば、そば! 疲れた身体に鰹ダシが効く。ペロッと3杯をいただきました。
ここでもシャリ玉、味噌汁、バナナ、チップスターと欲望のままにいただいた。完全に食べ過ぎです。(笑)

午後8時を過ぎて立ち止まると寒さを感じるようになってきた。止まって食事をすると余計にそう感じる。選手はテントにあったストーブの前で少し休憩。ここまで92kmも走ってこられて、疲労が溜まってきているよう。次は、最大の難関、瑪瑙山(めのうやま)1,748mが立ちはだかる。
さぁ、行きましょう!

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エイドを出て瑪瑙山の山頂まで約500mアップの上りがずっと続く。とってもキツいけど、一歩一歩確実に。走っているのは1人じゃない、頑張ろう!

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途中のにぎやかな誘導スタッフ。遠くから聞こえる「ヒャッホ〜!」の声に元気をもらえた。
まだまだ上りは続くけど頑張ろう!

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上りはまもなく終盤。ゲレンデを上る。終盤にきてのこの上りはキツい。
振り返ると後続のライトが続く。見上げる空は満点の星空。残念ながら写真には撮れない。

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頑張って、頑張って山頂に到着。やったー。スタッフの方に記念撮影をお願いした。
あとは下るのみ。

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一気に下り、後にスキー場の激下り。ヒャッホ〜!

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ここは自分のペースで下らせてもらったので、誘導員の方のところで選手を少し待つ事に。
選手の体調がよくないよう。でも、負けずに瑪瑙山を攻略された。後はゴールを目指すのみ!
頑張りましょう!

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あとは下るのみかと思えば、約150mアップの上り返しがあった。
この上りで選手と「まだ看板が出てこないですね。長いなぁ。」と会話しながら上った。
すると、上から風のように下ってこられた石川さんと遭遇! びっくりして脚を停めてしまった。石川さんは「そのまま、そのまま」と。一瞬だったけど、石川さんの見事なステップを拝見できた。カッコ良かった!

ついに来た残り10km。ここまで35kmもきたという気持ちとあと10kmで終わってしまうという寂しい気持ちが交ざり合う。

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そして、飯綱山西登山口(102.4km地点)に到着。ここは給水のみだがいいリフレッシュができた。有り難い。車のカーステレオから大音量の音楽が流れていて元気が出る。ありがとうございます!

選手はだいぶん疲労が溜まり辛そう。ここで途中に何度もコースでお会いした選手の友人に「彼をゴールまでお願いします。」と「もちろん。」と答えて別れた。
その後に出発しゴールを目指す。

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残すはあと約6km。なだらかな林道をただゴールを目指していくのみ。
「いいペースです!」「頑張っていきましょう!」
選手は耐えて耐えて僕の後ろをついてきてもらっている。この精神力に感服。素晴らしい。

この時に頭を巡っていた言葉がある。
「ツライのは一瞬、後悔は一生」走る男こと森脇健児さんの言葉。
選手が後悔しないために、自分も後悔したくないためにペースを保つ。

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徐々に歓声が聴こえるようになり、視界が開けるとゴールが見えてきた。
「やった、帰ってきた。帰ってきましたね。おめでとうございます。」
選手に前に行ってもらいフィニッシュゲートに近づいていく。
ゴール前で並んでフィニッシュテープを切る。

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「やったー! お疲れさまです。」
長いようであっと言う間の旅が旅が終わった。選手の110km、僕の45km。楽しく思いでに残る時間。走るチャンスをいただいてありがとうございました。素晴らしい走りでした。またひとつ勉強になりました。

選手からは「今日のレースはペーサーがいたからゴールまでこれた。」と行っていただいた。これこそ、ペーサー冥利に尽きる。感動をありがとうございました。

「一歩一歩、脚を前に出せば必ずゴールのもとへ」鏑木さんの言葉。
ウルトラトレイルはまさにこの言葉通り。諦めなければ必ずゴールに辿り着く。

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また次のランナーが旅の終わりを迎える。

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ゴール後にいただいた豚汁。外気温は寒いけど、豚汁のおかげで温まります。肉が大きくて美味しかった。

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午前0時を回っているのにゴール会場はこの賑わい。制限時間の午前3時30分まで賑わっていたに違いない。信越五岳トレイルランニングレースの素晴らしいところはこの1枚に現れていると思う。



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