お盆休みに故郷の兵庫県但馬(たじま)に帰省。但馬の山と言えば、兵庫県の屋根と言われる氷ノ山(標高1,510m)でトレイルランニングを楽しんできた。離郷して約8年が経つが、離れてから氷ノ山に興味を持つようになった。今回、ようやくスケジュールが合い、念願の山へ行ってきた。
氷ノ山とは、「兵庫県養父市と鳥取県八頭郡若桜町との県境にある山。須賀ノ山とも呼ばれる。標高は、1510mで兵庫県最高峰で、中国地方においても大山に次ぐ高峰である。」Wikipediaより抜粋。
また、トレイルランナーの間では名の知れた山。OSJシリーズの氷ノ山が開催されていることもあり、名前を聞いたことがあるという方は多いはず。
今回のルートは、福定親水公園登山口(標高660m)からスタート、布滝、地蔵堂を経由して氷ノ山越(1,238m)に至る。ここよりゆるやかなアップダウンがある快適な稜線を辿り、最高峰の氷ノ山山頂(標高1,510m)に到着する。山頂から鳥取県方面へ笹に囲まれた稜線を進み三ノ丸(標高1,464m)へ寄り道。山頂へ戻ってから東尾根登山道を下ると福定親水公園に戻る。
距離は約15km、累積標高は約1,050m。
福定親水公園へは、実家から車で約50分。朝6時前に自宅を出発。道中には以前よりコンビニが増えて水や食料の調達に困ることは無い。
駐車場には、20台ほど駐車できるスペースあり。向かい側にも10台ほど駐車できるスペースがある。ちなみに路面は未舗装。
清潔な水洗トイレがある。トイレの壁に登山届けのボックスがある。
トイレ右手を進むと舗装路に出て登山口に至る。
ほどなくして登山口に到着。
スタートの朝7時は、ノースリーブシャツと短パンで少し肌寒いと感じる気温。
天気予報は曇り、雨が降らないことを幸運と考えて。
さぁ、行きましょう!
まずは沢を渡る。
すぐに上りが始まり、見えてきた「布滝」の看板。
橋上から見上げる布滝は迫力十分! この迫力が写真で伝わらないのが残念。
思わず「おー、スゲー!」と声に出る。
落差は65mもあり必見の価値あり! 滝へ近づく道を探したが見当たらない。
真下から見上げてみたいもの。残念。
美しいブナの原生林のトレイルを上っていく。傾斜はなかなか。
「曲がり坂終わり」つづら折りが終わりという意味。
ここからがお楽しみのフラットなトレイル。気持ちえ〜。
標高は約900m、走れるトレイル。ヒャッホ〜!
登山道脇にある地蔵堂。安全登山を祈願する。
大正から昭和にかけて活躍した但馬の登山家、加藤文太郎はこの地蔵堂に泊まったことがあるそう。
突如、現れたはしご階段。一度、沢に下りる。
美しいブナ林。高島トレイルのブナも美しいが氷ノ山も負けていない !
湧き水ポイントが3ヶ所続く。ひとつ目の「ひえの水」
ふたつ目の「弘法の水」
みっつ目の「一口水」どれか分からず看板のみ…。
頑張って上りきると「氷ノ山越」標高1,238mに到着。ここで一息。
右に行けば鉢伏山への稜線「ぶん廻し」ルート。左に行けば氷ノ山山頂へ。
鉢伏山への草原の縦走路は魅力的。時間の都合でまたの機会に。
氷ノ山には立派な避難小屋が多数ある。
やっと見えた山頂。目指すはあの頂へ!
稜線の気持ち良く走れるトレイル。またヒャッホ〜!
見えてきた山頂避難小屋。これが最後の上り。
山頂から来た道を振り返ると向こうには鉢伏山への縦走路。草原の稜線を走りたい!
山頂避難小屋の裏手から鉢伏山を望む。
山頂で記念撮影。天気が良くなり気温も上がって気持ちよい夏山。
本日の足下のお供は「アディゼロ・マナ7」。ランニングシューズだが上りのグリップが良い。しかし、下りは滑りやすい。当然か(笑)
このまま下山すると時間を余してしまうので、鳥取県側の「三の丸」(標高1,464m)へ寄り道する。これも魅力的な稜線。
笹に囲まれたトレイルが続く。行きは下り基調。スピードを上げて気持ちよく駆け下る。
三の丸に着くまでハイカーさんには会わず、静かな貸し切りのトレイル。
ほどなく「三の丸」に到着。振り返り氷ノ山を望む。
テンションが上がり、氷ノ山をバックに(笑)
facebook用の写真を何度も撮り直し。無人なので恥ずかしくない!(笑)
また山頂へ戻る。山頂直下の水洗トイレ。ペットボトルの水を流す方式。とても清潔なトイレが有り難い。
では、下山開始! アシオスギが群生する「古千本」を通過。
木道の上は歩きで優しく。ここは癒しをもらえるエリア。
気持ちよく駆け下りる。何度か目のヒャッホ〜!!
下りきると「東尾根登山口」に出た。ここからは林道から舗装路に変わり、氷ノ山国際スキー場前を通過しスタート地点の福定親水公園に戻る。
これにて「Trail trip in 氷ノ山」は終了。スタート地点に戻ってきた。
午前11時前に帰着。約4時間の行程でお盆休みの初日の半日を充分に楽しめた。
初めての氷ノ山、とにかくいい山だった。地元の但馬にこんないい山があったのに知らなかったなんて。
美しく趣のあるブナの原生林、手つかずの自然がここにある。
充分な標高差の上りがあり、気持ち良くトレイルランニングを楽しめる稜線がある。
この日は、8月14日で登山のハイシーズンなはずだが、登山道で出会ったハイカーの皆さんは数えるほど。ランナーは皆無だった。
こんなに楽しめるフィールドがあるのに但馬のトレイルランナーは何やってんの!?と言いたくなってしまう。勿体ない!
そんな訳で「Trail Mix Running」のトレイルランニングツアーをここで9月23日にやります。
初心者も充分に楽しめる氷ノ山。付近には日帰り湯や賑わう道の駅があり、トレイルランと旅の両方が楽しめる。寄り道してそばを食べて帰ってもいい。もう楽しむしかない。
イベントの詳細は以下より。
お待ちしています!
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Trail Mix Running は滋賀県から発信する、関西のフィールドを楽しむトレイルランニングツアー。
「兵庫県の屋根からヤッホ〜! 氷ノ山トレイルラン」
2014年9月23日(火・祝)開催のエントリーを受付中です。
http://www.trailmixrunningtour.com/#!untitled/c1eha
氷ノ山とは、「兵庫県養父市と鳥取県八頭郡若桜町との県境にある山。須賀ノ山とも呼ばれる。標高は、1510mで兵庫県最高峰で、中国地方においても大山に次ぐ高峰である。」Wikipediaより抜粋。
また、トレイルランナーの間では名の知れた山。OSJシリーズの氷ノ山が開催されていることもあり、名前を聞いたことがあるという方は多いはず。
今回のルートは、福定親水公園登山口(標高660m)からスタート、布滝、地蔵堂を経由して氷ノ山越(1,238m)に至る。ここよりゆるやかなアップダウンがある快適な稜線を辿り、最高峰の氷ノ山山頂(標高1,510m)に到着する。山頂から鳥取県方面へ笹に囲まれた稜線を進み三ノ丸(標高1,464m)へ寄り道。山頂へ戻ってから東尾根登山道を下ると福定親水公園に戻る。
距離は約15km、累積標高は約1,050m。
福定親水公園へは、実家から車で約50分。朝6時前に自宅を出発。道中には以前よりコンビニが増えて水や食料の調達に困ることは無い。
駐車場には、20台ほど駐車できるスペースあり。向かい側にも10台ほど駐車できるスペースがある。ちなみに路面は未舗装。
清潔な水洗トイレがある。トイレの壁に登山届けのボックスがある。
トイレ右手を進むと舗装路に出て登山口に至る。
ほどなくして登山口に到着。
スタートの朝7時は、ノースリーブシャツと短パンで少し肌寒いと感じる気温。
天気予報は曇り、雨が降らないことを幸運と考えて。
さぁ、行きましょう!
まずは沢を渡る。
すぐに上りが始まり、見えてきた「布滝」の看板。
橋上から見上げる布滝は迫力十分! この迫力が写真で伝わらないのが残念。
思わず「おー、スゲー!」と声に出る。
落差は65mもあり必見の価値あり! 滝へ近づく道を探したが見当たらない。
真下から見上げてみたいもの。残念。
美しいブナの原生林のトレイルを上っていく。傾斜はなかなか。
「曲がり坂終わり」つづら折りが終わりという意味。
ここからがお楽しみのフラットなトレイル。気持ちえ〜。
標高は約900m、走れるトレイル。ヒャッホ〜!
登山道脇にある地蔵堂。安全登山を祈願する。
大正から昭和にかけて活躍した但馬の登山家、加藤文太郎はこの地蔵堂に泊まったことがあるそう。
突如、現れたはしご階段。一度、沢に下りる。
美しいブナ林。高島トレイルのブナも美しいが氷ノ山も負けていない !
湧き水ポイントが3ヶ所続く。ひとつ目の「ひえの水」
ふたつ目の「弘法の水」
みっつ目の「一口水」どれか分からず看板のみ…。
頑張って上りきると「氷ノ山越」標高1,238mに到着。ここで一息。
右に行けば鉢伏山への稜線「ぶん廻し」ルート。左に行けば氷ノ山山頂へ。
鉢伏山への草原の縦走路は魅力的。時間の都合でまたの機会に。
氷ノ山には立派な避難小屋が多数ある。
やっと見えた山頂。目指すはあの頂へ!
稜線の気持ち良く走れるトレイル。またヒャッホ〜!
見えてきた山頂避難小屋。これが最後の上り。
山頂から来た道を振り返ると向こうには鉢伏山への縦走路。草原の稜線を走りたい!
山頂避難小屋の裏手から鉢伏山を望む。
山頂で記念撮影。天気が良くなり気温も上がって気持ちよい夏山。
本日の足下のお供は「アディゼロ・マナ7」。ランニングシューズだが上りのグリップが良い。しかし、下りは滑りやすい。当然か(笑)
このまま下山すると時間を余してしまうので、鳥取県側の「三の丸」(標高1,464m)へ寄り道する。これも魅力的な稜線。
笹に囲まれたトレイルが続く。行きは下り基調。スピードを上げて気持ちよく駆け下る。
三の丸に着くまでハイカーさんには会わず、静かな貸し切りのトレイル。
ほどなく「三の丸」に到着。振り返り氷ノ山を望む。
テンションが上がり、氷ノ山をバックに(笑)
facebook用の写真を何度も撮り直し。無人なので恥ずかしくない!(笑)
また山頂へ戻る。山頂直下の水洗トイレ。ペットボトルの水を流す方式。とても清潔なトイレが有り難い。
では、下山開始! アシオスギが群生する「古千本」を通過。
木道の上は歩きで優しく。ここは癒しをもらえるエリア。
気持ちよく駆け下りる。何度か目のヒャッホ〜!!
下りきると「東尾根登山口」に出た。ここからは林道から舗装路に変わり、氷ノ山国際スキー場前を通過しスタート地点の福定親水公園に戻る。
これにて「Trail trip in 氷ノ山」は終了。スタート地点に戻ってきた。
午前11時前に帰着。約4時間の行程でお盆休みの初日の半日を充分に楽しめた。
初めての氷ノ山、とにかくいい山だった。地元の但馬にこんないい山があったのに知らなかったなんて。
美しく趣のあるブナの原生林、手つかずの自然がここにある。
充分な標高差の上りがあり、気持ち良くトレイルランニングを楽しめる稜線がある。
この日は、8月14日で登山のハイシーズンなはずだが、登山道で出会ったハイカーの皆さんは数えるほど。ランナーは皆無だった。
こんなに楽しめるフィールドがあるのに但馬のトレイルランナーは何やってんの!?と言いたくなってしまう。勿体ない!
そんな訳で「Trail Mix Running」のトレイルランニングツアーをここで9月23日にやります。
初心者も充分に楽しめる氷ノ山。付近には日帰り湯や賑わう道の駅があり、トレイルランと旅の両方が楽しめる。寄り道してそばを食べて帰ってもいい。もう楽しむしかない。
イベントの詳細は以下より。
お待ちしています!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Trail Mix Running は滋賀県から発信する、関西のフィールドを楽しむトレイルランニングツアー。
「兵庫県の屋根からヤッホ〜! 氷ノ山トレイルラン」
2014年9月23日(火・祝)開催のエントリーを受付中です。
http://www.trailmixrunningtour.com/#!untitled/c1eha
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